難聴外来

聞こえ(聴覚)について

聞こえ(聴覚)に関する、もっとも大きな訴えは難聴です。難聴をもたらす疾患には、中耳炎や耳硬化症、急性期のメニエール病や突発性難聴のように手術や薬物治療により改善が期待できる病気と、加齢性難聴に代表される、治療が困難な疾患があります。もっとも成功した人工臓器である人工内耳や、人工中耳など様々な難聴の治療方法が生み出され、聴覚の恢復が可能な疾患の範囲が日々拡大されております。
聴覚を専門とする耳鼻咽喉科医にとって、最も大切なことは、治療により難聴を改善できる病気を正確に診断し、最新の医学知見に基づいて適切な治療を提供することです。当院では、純音聴力検査、語音聴力検査、ティンパノメトリ―、耳小骨筋反射、耳音響放射検査(DPOAE)、耳管機能検査などの聴覚検査を行って正確な診断に努めております。